PROS : 綺麗な女性ボーカル・コーラス。初代から低音域と音場の改善。
CONS : 改善してもまだ低音は弱め。
イヤホン | 個人総合評価 | 女性ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
HZSOUND HeartMirror Zero 心鏡Zero | 9 | 9 | 7 | 5 | 7 | 7 | 7 |
10mmDDカーボンナノダイアグラム振動板のイヤホン。
箱出し付属ケーブル、イヤピは初代心鏡でも使用中のSednaEarfitCrystalで。
一聴して感じたのは初代の音に似ているということ。女性ボーカルがクリアでしっかり前に出ていること。
初代よりは低音域の解像度が上がり、僅かに高音域のキラキラ感は落ち着いたかもしれない。
それでも心鏡Proとは違い、しっかりと女性ボーカルが主張しているのでとても良い。
20時間程エージング。
初代と違うと思うのは、空間を感じやすく音場に奥行きが増しているところ。
中低音が僅かに強くなり、低音域の解像度が良くなって音の広がりも出ている印象。
逆に初代は近くで音が鳴っている感じがするので、初代の方が好きな人もいると思う。
初代とケーブルを同じものにして比較。
(NICEHCK C4-1・NICECHK SilverLoong・ThieaudioEST等)
初代の方は女性ボーカルが僅かに落ち着きがあって聴きやすい。
Zeroの方は音場の広さがあるせいか、複数ボーカルやコーラスがとても良い。
リケーブル効果やバランスの効果は両方ともあり。
ひたすら聴き比べてみると、ソロの女性ボーカルは初代の方が若干上な気がする。
全体を考えると音の抜けがあるZeroの方が良い。
スマホ再生で比較。
スマホだと初代でも女性ボーカルが少し引いてしまうので、全体的にZeroの方が良い音に聴こえる。
音の分離ができているので聴きやすいし音もよく感じる。
心鏡を持っている人が無理に買う必要はないかもしれないが、
心鏡より音場が広く複数ボーカルが気持ちよく聴けることと、
低音域・解像度も少し良くなっているので買っても良いかと。
自分の中では腰鼓や心鏡Proは初代心鏡とは異なるものだったが
Zeroは本当に初代のアップグレード版だと思う。