| ケーブル名 | 総合 | ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NICEHCK MixDNA 6N銀メッキ銅+6N無酸素銅OFCミックスケーブル | 7 | 7 | 6 | 7 | 6 | 6 | 6 |
提供元:NICEHCK Japan様
サウンド特徴
低音域
パンチの効いた力強い低音。重心を下げたドンシャリ寄りの特性。
ボーカル
前方定位のクリアなボーカル。艶やかさと分離感を備える。
デザイン
格好良い外観が特徴。視覚的にも楽しめる仕様。
音場
平面的な広がり。高音域の伸びによる空間感の拡大。
詳細比較
SIMGOT EW300使用時の特徴
低音域がややタイトになり、女性ボーカルは前方定位でクリアさと艶やかさを発揮。高音域に伸びが出て、空間が少し広く感じられる特性があります。
vs NICEHCK SnowWings(OFC版)
SnowWings(OFC版)と比較して高音域の伸びではSnowWingsが優勢。低音域のパンチ感ではMixDNAが上回り、女性ボーカルは前方定位で分離感もあります。
SIVGA Que使用時の特徴
低音域にパンチが出て重心が下がり、中低域は控えめに。女性ボーカルはわずかに前方定位となりますが、高音域の金属音が強調される傾向があります。
vs XINHS G88(SIVGA Que使用時)
XINHS G88と比較して音場が少し平面的になり、女性ボーカルの前方定位ではG88がやや優勢。低音のパンチが強くドラム音が目立ち、高音域は控えめな傾向です。
総評
NICEHCK MixDNAは、6N銀メッキ銅と6N無酸素銅OFCのハイブリッド構造を活かした、「ドンシャリ寄りの音に変わる」ことを明確な目的とするケーブルです。比較的低めの総合評価ですが、その特性は特定のユーザーニーズに的確に応えるものです。
以下のような方に特におすすめします:
- ドンシャリ系の力強いサウンドを好む方
- 低音のパンチ感とボーカルのクリアさを両立させたい方
- デザイン性の高いケーブルを求めている方
特筆すべきは、レビューでも明記されている「デザインがとても格好良い」という点です。音質特性と併せて、外観にもこだわりを持つ方にとっては、コストパフォーマンスの観点からも検討の価値がある一品と言えるでしょう。
