PROS : パワフルな低音と聴きやすいボーカル。リケーブル効果が期待できる。コスパが高い。
CONS : 高音域の解像度は控えめ。低音がややぼやける。
イヤホン | 総合評価 | 女性ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
FIIO JD10 | 7 | 7 | 7 | 8 | 7 | 7 | 7 |
製品概要と視聴環境
- 10mmポリマー複合振動板搭載のシングルダイナミックドライバー。
- 箱出し状態では付属アンバランスケーブルを使用。
- イヤーピースはNICEHCK C03を使用。
音質詳細
- 低音域:パワフルで重みがあり、ややぼやけるが広がりのある音。
- 女性ボーカル:やや前に出て柔らかめの聴きやすい音。
- 高音域:解像度は控えめだが、分離が良く音被りが少ない。
- 解像度:エージングで高音域の解像度が改善され、よりハッキリとした音に。
- 音場:標準的な広さ。低音の広がりがある。
リケーブルによる変化
- XINHS G88バランスケーブルに交換。
- 解像度が向上し、低音域に厚みが増す。
- 女性ボーカルが前に出て艶が増す。
- 高音域はやや柔らかい音に変化。
他機種との比較
- KZ Libra Standard Editionとの比較
- JD10の方が低音域が強く重みがある。
- Libraの方が女性ボーカルのクリアさと艶感が上。
- Libraの高音域の方が解像度が高い。
- KZ Sagaとの比較
- JD10の方が暖色系で低音寄りの音傾向。
総評
- 低音寄りの暖色系サウンドで、リスニング向き。
- エージングで高音域の解像度が向上し、バランスが良くなる。
- リケーブルにより、解像度やボーカルの艶感が向上。
- コストパフォーマンスが非常に高く、手軽に楽しめるモデル。