PROS : 弾力のある低音、前に出る女性ボーカル。リケーブルでの音質向上幅がある。
CONS : サ行やブレスで刺さりを感じる場面があり、高音域の刺激がやや強め。
イヤホン | 総合評価 | 女性ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
TANGZU WANER SG 2 | 8 | 9 | 8 | 8 | 7 | 7 | 8 |
製品概要と視聴環境
- 10mmダイナミックドライバー搭載のイヤホン。
- 付属バランスケーブル、イヤーピースはDIVINUS VELVETを使用。
音質詳細
- 低音域:沈み込みは程々で弾力のある音。
- 女性ボーカル:前に出る。ブレスがハッキリめで、やや刺さりを感じる場面あり。
- 高音域:ハッキリとした音だが、やや刺激が強く、解像度は高くない。
比較・リケーブルによる変化
- KZ LibraXとの比較:LibraXの方が高音寄りで、Waner2の方が女性ボーカルに艶があり、聴きやすい。
- FIIO JD10との比較:JD10の方が低音寄り。解像度や高音の広がりはWaner2が上。
- SIMGOT EW200との比較:解像度や音の広がりはEW200が上。女性ボーカルのブレスはWaner2の方が強い。
- KBEAR KB02との比較:解像度はKB02が上だが、女性ボーカルはWaner2が前に出る。艶もややWaner2が上。
- TRN VXPro+との比較:解像度と高音のシャープさはVXPro+が優位。艶や聴きやすさもVXPro+。
- リケーブル(GY HiFi-67):解像度と分離感が向上。低音に重みが増し、女性ボーカルと高音域がクリアに。音場も僅かに広がる。
総評
- 弾力のある低音と、前に出る女性ボーカルが魅力。
- 刺さりやすいサ行やブレスがあるが、リケーブルで改善可能。
- 価格帯を考慮すれば、コスパが高く魅力のある一本。