PROS : 前傾サウンド・弾力ある低音・高解像度なブレス表現
CONS : 低音の籠もり感・静かな場所で聴くにはやや派手過ぎる
イヤホン | 総合評価 | 女性ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
Agasound Sublimation | 7 | 7 | 8 | 8 | 8 | 7 | 7 |
🎧 基本構成+視聴環境
- ドライバー:10mmセラミックコート振動板DD
- ケーブル:付属バランスケーブル
- イヤーピース:DIVINUS VELVET
🔊 音質特徴
「全帯域が迫力ある前傾のサウンド」が最大の特徴。低音は弾力性と若干の籠もり感があり、女性ボーカルは腰高でブレス音が強調される。高音は近距離定位が特徴で、「室外での使用を想定した派手めなチューニング」と言えます。
🆚 3機種比較
項目 | Sublimation | SIVGA Que | EA500LM |
---|---|---|---|
低音 | 弾力+籠もり | 量感多め | クリーン |
ボーカル | ブレス強調 | 艶やか | 自然 |
音傾向 | ドンシャリ | やや暖色系 | やや寒色系 |
⚡ カスタマイズ効果
- Nici HiFi-20ケーブル:
- 低音の沈み込み改善
- ボーカルの重心を自然化
- 高音の過剰な前出し感を緩和
📝 総評
「騒音環境でも楽しめるエンタメサウンド」としての価値が光る一台。室内静聴時には「派手すぎる」と感じる面もありますが、「移動中や外出先」での使用では、その前出しサウンドがむしろメリットに転じます。
「ドンシャリ系サウンドが好みの方」や「主に屋外でイヤホンを使うユーザー」にとって、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。