Culemiシリーズレビュー:QB・QD・QEの選び方と音質の違い《PR》

モデル 総合 ボーカル 高音 低音 バランス 解像度 音場 特徴
Culemi-QB 7NOCC+単結晶銀パラジウムコーティングケーブル 8 8 8 8 7 9 9 音場・粒立ち
Culemi-QD 7NOCC+液体窒素OCC銀メッキケーブル 9 9 9 8 9 9 8 クリア・自然
Culemi-QE 7NOCC銀メッキパラジウム+単結晶銀ケーブル 10 10 9 9 9 9 9 ボーカル・バランス

提供元:@CulemiAudio
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モデル別特徴

QB – 音場特化型

広がりのある音場と明確な粒立ちが特徴。ギターやベースの余韻を美しく再現し、音楽の立体感を高めます。

QD – 自然表現型

クリアで自然なサウンドが特徴。ブレス表現が滑らかで、耳に優しいながらも高解像度な音を実現。

QE – ボーカル特化型

艶やかでクリアなボーカル表現が最大の特徴。高音域の粒立ちも良く、バランスの取れた高級サウンド。

詳細比較

QBの特性(MelodyWings Venus使用時)

付属ケーブルと比較して低音域に重みが出て、女性ボーカルの分離感が向上。コーラスが聴きやすくなり、高音域は分離が良くなって音の輪郭がハッキリします。ギターやベースの響きの余韻が大きくなり、音場が広く感じられるのが特徴です。

QDの音質特性(ZiiGaat Arcanis使用時)

QBと比較して低音域は若干前に出て弾力のある音に。女性ボーカルのブレスやサ行の刺激が少しマイルドで自然になり、高音域は聴きやすい音に調整されています。かまぼこ型の音傾向でディティールが高めなのが特徴です。

QEの比較優位性(SIVGA Que使用時)

Nici HiFi-20と比較すると、低音域はタイトで主張が強くなり、中低域の広がりは20の方がありますが、女性ボーカルは少し前に出て分離が良く、高音域は抜けが良くなる特性があります。Culemi-01と比較すると音場の広さでは劣るものの、ボーカルのクリアさと艶やかさで勝ります。

シリーズ間の比較(MelodyWings Venus使用時)

QDはQBと比較して低音の弾力性とブレス表現の自然さが際立ち、よりクリアなサウンドです。QEはQDと比較して低音域がよりタイトになり、女性ボーカルは前に出て艶が出て、高音域に主張が出る特性があります。

他社モデルとの比較(ZiiGaat Arcanis使用時)

NICEHCK AceCometと比較すると、QEは低音域ではAceCometの方が前に出て少し強めですが、女性ボーカルはよりクリアで、艶感は僅かにAceCometの方が感じつつも両者とも高水準。高音域は粒立ちが良くなり、AceCometは柔らかい音に対しQEはより自然なサウンドです。

総評

Culemiシリーズは、それぞれ明確な個性を持つ高品質ケーブルラインアップです。特にQEモデルはボーカル表現の美しさと総合的なバランスの良さから、シリーズ随一の出来栄えと言えるでしょう。

各モデルの特徴を活かした選び方としては:

  • QB:音場の広がりと楽器の余韻を重視する方に(ギターやベースの響きを大切にしたい方)
  • QD:自然でクリアなサウンドを好む方に(ブレス表現の滑らかさや耳に優しい音質を求める方)
  • QE:ボーカルの美しさと総合バランスを求める方に(女性ボーカルの艶やかさと高音域の粒立ちを重視する方)

特にQEは女性ボーカルの表現力が秀でており、艶やかでありながらも自然な表現は他モデルと比較しても群を抜いています。Culemi-01との比較では音場の広さでは劣るものの、ボーカルのクリアさと艶やかさではQEが上回ると評価できます。

全モデルにおいて高水準の性能を誇り、QBの音場の広がり、QDの自然な表現力、QEのボーカルの美しさとそれぞれが独自の強みを持っています。使用するイヤホンや求めるサウンド特性に応じて、最適なモデルを選ぶことが重要です。

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