製品情報
- DAC チップ:ES9039Q2M(フラグシップモデル)
- オペアンプ:デュアル SGM8262(左右独立)
- 入出力:USB Type-C 入力、3.5 mm & 4.4 mm 出力
- 重量:25g
提供元:KRHIFI様 @krhifi
現在割引コードを使ってセール価格で購入可能です。
- NICEHCK Octave 89ドル 60ドル
ストアコード「888AMP」(13日16時まで)
+アリコード「IFPWQR21」
サウンド特徴
低音域
迫力とパンチのある低音。外出時の騒がしい環境でも埋もれず、リズム感をしっかり楽しめる。
高音域
シャープで明瞭。伸びや広がりは控えめでやや硬質。
ボーカル
女性ボーカルがクリアで前に出る。艶感は控えめながら存在感は十分。
全体傾向
元気でノリの良いチューニング。ノイズレスでクリアな背景。
デザインと使い勝手
- 筐体の完成度:堅牢で仕上げも丁寧。シンプルながらまとまったデザイン。
- 発熱:長時間使用しても熱はそこそこで、不快に感じるほどではない。
- 操作性:ディスプレイはないが、独立した100段階ボリュームを搭載しており、細やかな音量調整が可能。
他クラス機との比較
※あえて同じポータブルUSB DAC同士での比較は行わず、普段聴き慣れている据え置きDACやDAPなど異なるカテゴリの機器との対比をしています。
vs FIIO K9 AKM
K9 AKMはより高価な据え置きのため、さすがに解像度や音場の広さ、ボーカルの艶等は優勢。Octaveは低音の迫力が十分で、スマホ用DACとしては健闘。
vs FIIO M21
Octaveは元気でドンシャリ傾向。ボーカル前進感と低音のパンチが強い。一方でM21は音場の広さや艶やかさで優勢。
M21単体 vs M21+Octave
M21単体はモニタライクで上品。Octaveを介すとノリの良いドンシャリ傾向に変化し、リスニング向きの音色に。
総評
NICEHCK Octaveは、コンパクトながらノイズレスで迫力あるサウンドを実現したポータブルDAC/AMPです。
高音域の広がりや音場の奥行きは据置機に及ばないものの、低音のパンチとボーカルの存在感、ノリの良さは魅力。
さらに堅牢な筐体、独立100段階ボリュームといった実用性も兼ね備えています。
以下のような方におすすめします:
- 外出先でノリ良く音楽を楽しみたい方
- 低音の迫力やボーカルの前進感を重視する方
- コンパクトでも操作性にこだわりたい方
「上品さよりも楽しさ重視」で聴きたいシーンに適した一台です。