| イヤホン | 総合 | ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Juzear Harrier 冒険者 | 8 | 7 | 7 | 9 | 7 | 9 | 9 |
レビュー環境
ケーブル
付属ケーブル(バランス)
イヤーピース
DIVINUS VELVET
DAC/AMP
FIIO K9 AKM
サウンド特徴(箱出し状態)
低音域
やや強めで、タイトさよりもBOSEサウンドのようなブーミーな特性。低域が音全体を覆う印象。
ボーカル表現
前方定位ではなく、やや曇った音質。重心が低く刺さりはないが、明瞭さに欠ける。
高音域・解像度
控えめで高い音の伸びがない。その分刺激が少なく疲れにくいが、物足りなさを感じる。
基本特性
1DD+6BA+2PLの豪華構成。暖色寄りで聴きやすいが、高音域の弱さが特徴的。メーカー100時間エージング推奨。
ケーブル交換による変化
ivipQ A22 リケーブル時
高音域の伸びと解像度に若干の改善が見込めるが、女性ボーカルの籠もり感は解消されない。音の変化は限定的。
総評
Juzear Harrier 冒険者は、1DD+6BA+2PLという複雑な構成を持ち、「強い低音」と「控えめな高音」を特徴とするイヤホンです。
(念のために申し添えますと、Super* Reviewチャンネルは頻繁に視聴しており、
squiglinkもよく利用しています。Mark Ryan氏については敬意を抱いています。ですが)個人的には合わないサウンド特性でした。低域に覆われたブーミーな印象で、高音域の弱さが気になりました。
以下のような方に向いているかもしれません:
- 暖色系で低音の豊かなサウンドを好む方
- 高音域の刺激が苦手で、疲れにくい音を求める方
- エージングによる変化を楽しみたい方
高音域の伸びを重視する方には物足りなさを感じるかもしれませんが、低音中心の温かいサウンドを求める方には合う可能性があります。好みが分かれる一本と言えるでしょう。

