| イヤホン | 総合 | ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kiwi Ears Cadenza II | 8 | 8 | 8 | 8 | 8 | 8 | 8 |
レビュー環境
サウンド特徴
基本特性
10mmチタンコート振動板DD搭載。寒色暖色の中間くらいのバランスの良い音。解像度・音場の広さは標準的。
低音域
やや控えめで、重みはあるが広がりは少なめ。タイトで整理された低音が特徴。
女性ボーカル
適度にクリアで温かみがある。艶感はそこそこながら、聴きやすい落ち着いた表現。
高音域
比較的近めで遠近感はあまりないが分離は良い。クリアで綺麗に感じる音質。
イヤホン比較
vs ooopusX Op.24
全体的な解像度はCadenzaⅡが高い。低音域はCadenzaⅡがタイト、Op.24は広がりがある。ボーカルはCadenzaⅡがクリアで落ち着き、Op.24はやや前方でブレスが聴きやすい。高音域はCadenzaⅡがクリアで綺麗。
vs SIMGOT EW200
低音域はEW200の方がやや強めで重め。ボーカルはCadenzaⅡがクリア、EW200は分離感が良くとても聴きやすい。高音域はCadenzaⅡがややシャープでクリア、EW200は左右の分離が良く広がりを感じる。
vs KEFINE Klean SV
低音域はCadenzaⅡが自然な響き、KleanSVはよりタイトで広がらない音。ボーカルはCadenzaⅡが若干重心高く伸びがあり、KleanSVは落ち着きがある。高音域はKleanSVが少しハッキリした音で特に高い音が綺麗。CadenzaⅡはKleanSV程硬質ではなく、比較すると少し柔らかめ。
ケーブル交換による変化
各ケーブルでの特性変化
GY HiFi-266: 低音に広がりが加わり、ボーカルは前方化して刺さりが減少。高音の分離感と広がりが向上。
GY HiFi-40: 低音に沈み込みが加わり、ボーカルは前方でクリアに。高音の解像感が上がり広がりも感じる。
個人的に、比較的温かみもあるCadenzaⅡには、GY HiFi-40のようなクリアで寒色寄りになりやすいケーブルで引き締めるのが好み。
総評
Kiwi Ears Cadenza IIは、10mmチタンコート振動板DDを搭載したシングルDDイヤホンで、「バランスの良さ」と「落ち着いた聴きやすさ」を特徴とします。
以下のような方に特におすすめします:
- バランスの取れた聴きやすいサウンドを求める方
- 初代Cadenzaのボーカルが好みではなかった方
- リケーブルを楽しみたい方
付属ケーブルではなくXINHS G88を使用したレビューですが、リケーブルにより音質の変化を感じやすいイヤホンだと感じました。初代とは少し方向性の違う、より温かみがありとバランスの良い完成度の高い1本と言えるでしょう。
