| イヤホン | 総合 | ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DUNU Titan X | 8 | 8 | 7 | 8 | 8 | 9 | 7 |
レビュー環境
サウンド特徴
基本特性
10mmDLC振動板搭載DD。解像度は高め。音場は普通からやや狭めだが、変に尖った音はなくバランスが良い。
低音域
重みのあるしっかりとした音。厚みがあり、低域の存在感が特徴。
女性ボーカル
前方定位ではないがクリアで、重心はやや低め。滑らかで聴きやすい表現。
高音域
解像感・分離感共にそれなりに良い。柔らかめで自然な響きが特徴。
イヤホン比較
vs Kiwi Ears Cadenza II
低音域はTitan Xの方が強めで重みがある。ボーカルはTitan Xが滑らか、Cadenza IIは分離が良く主張がある。高音域はTitan Xが柔らかめ、Cadenza IIはややシャープ。Titan Xの方が重心が低めで低音域がしっかりしている。
vs KBEAR KB02
低音域は同じくらい重みがあるが、Titan Xの方が厚みがある。ボーカルはKB02の方が前に出て高い音が伸びる。高音域はKB02がシャープ、Titan Xの方が解像感がある。
vs CCZ CZ10
低音域はどちらも重み厚みがあり、若干CZ10の方がパンチがある。ボーカルはTitan Xがややクリア、CZ10の方が前に出る。高音域はTitan Xがやや柔らかめで響きが自然。CZ10の方が分離感があり音場が立体的に広い。音の傾向が近く、一番の競合。個人的にはCZ10の方が音場が広くて好み。
ケーブル交換による変化
NiciHiFi-39 リケーブル時
低音域にやや沈み込みが加わり、他音域と被りにくくなる。ボーカルは分離が良くなり聴きやすく。高音域は解像感が少し上がり、音に広がりが出る。やや狭かった音場が少し広くなるように感じる。
総評
DUNU Titan Xは、10mmDLC振動板DDを搭載したシングルDDイヤホンで、「しっかりした低音」と「モニターライクな解像感」を特徴とします。
他のイヤホンとの比較からも分かるように、特に低音域の重みと厚みが際立っています。価格を考慮すると解像度は高めで、音がダマにならないクリアな表現が魅力です。
以下のような方に特におすすめします:
- 重みのあるしっかりした低音を求める方
- 変に尖らないバランスの良い音を好む方
- ピントの合ったモニターライクな音質を重視する方
付属ケーブルではなくXINHS G88を使用したレビューですが、リケーブルでの音の変化も感じやすいです。同価格帯のCCZ CZ10と音の傾向が近く、好みで選べる良き競合と言えるでしょう。

