| イヤホン | 総合 | ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CCZ CZ12 | 7 | 7 | 8 | 7 | 6 | 9 | 8 |
レビュー環境
サウンド特徴
基本特性
1DD+5BA構成(前作CZ10に高域用BAが1つ追加)。重心高めの寒色系サウンド。
低音域
タイトで重みのある音。前作CZ10と比較するとかなりタイトな印象。
女性ボーカル
クリアで重心高めの音。腰高で高い音が伸びるが、CZ10と比べると落ち着きや艶は控えめ。
高音域
高い音の伸びが良く、シンバルや金属音がやや目立つ。結構前に出て主張がある。
イヤホン比較
vs CCZ CZ10
低音域はCZ12がかなりタイトでシュッとするのに対し、CZ10は重みと中低域の広がりがある。ボーカルはCZ12が腰高で高い音が伸びるが、CZ10は落ち着きがあり艶を感じる。高音域はCZ12が前に出てシャープ、CZ10はやや柔らかい。CZ12の方が重心が高く、チューニングが大きく異なる。個人的にはCZ10の方が好み。
vs CVJ Neko
低音域はCZ12が少し軽め。ボーカルはCZ12がやや腰高で、Nekoの方が落ち着きがある。高音域はCZ12の方がディティールが高く、重心が高く感じる。Nekoと比べても重心が高く、高音の刺さりが少し気になる。
ケーブル交換による変化
NiciHiFi-20 リケーブル時
少し音に落ち着きが出るものの、中高音域の刺激はまだ強く残る。根本的なチューニングの方向性を大きく変えるまでには至らない。
総評
CCZ CZ12は、前作CZ10に高域用BAを1基追加した1DD+5BA構成のイヤホンで、「重心高めの寒色系サウンド」と「伸びのある高音域」を特徴とします。
前作CZ10と比較すると低音域はタイトになり、重心が高く、高音域の主張が強くなっています。CVJ Nekoと比較しても重心の高さと高音の刺さりが気になる点があり、好みが大きく分かれるチューニングと言えるでしょう。
以下のような方に向いているかもしれません:
- 重心高めで寒色系の音を好む方
- 高音域の伸びとディティールを重視する方
- シンバルや金属音の表現にこだわる方
前作CZ10の落ち着いたバランスが好きな方には、CZ12はやや尖った印象を与えるかもしれません。高域の伸びや解像度を求める方向けの、個性の強いモデルと言えるでしょう。
