ケーブル名 | 総合 | ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ivipQ A10 Tears of the Ocean | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 11 | 10 |
提供元:ivipQ様
サウンド特徴
解像度
抜群の解像度で微細な音までクリアに再現。音のディテールが驚くほど鮮明。
音色傾向
シュッとした寒色系の音質。スピード感とクリアさが特徴。
女性ボーカル
落ち着いた自然な表現。適度な艶やかさとクリアさを両立。
低音域
タイトで沈み込みの良い低音。分離感が高くクリア。
詳細比較
vs ivipQ A22(SIVGA Que使用時)
A22と比較して低音域の沈み込みが改善され、下支え感のある丸みを帯びた特性に。女性ボーカルは前方突出は控えめですが、落ち着いた自然な音質で艶やかさを感じます。高音域の解像度がわずかに向上。
vs ivipQ A11(SIVGA Que使用時)
A11と比較して低音域の沈み込みと分離感が向上。女性ボーカルはクリアさで勝りますが、艶やかさではA11が優勢。高音域の解像度はA10が高く、響きの豊かさはA11に軍配が上がります。
vs NICEHCK AceComet(ZiiGaat Arcanis使用時)
AceCometと比較して低音域がよりタイトに。女性ボーカルの艶やかさでわずかに優位に立ち、高音域はシャープで解像度の高い寒色系の音質になります。
vs NICEHCK AceMeteor(HIMALAYA使用時)
AceMeteorと比較して低音域のタイトさが特徴。女性ボーカルはクリアさで勝り、AceMeteorは艶やかさで優勢。高音域の解像度が高く、音場の広がりも感じられます。
vs 付属ケーブル(HIMALAYA使用時)
付属のBlueLunaから変更すると、低音域がタイトになり、女性ボーカルは前方に定位してクリアに。高音域の分離感が向上し、シャープな音質に変化。音場に奥行きが生まれます。
総評
ivipQ A10 Tears of the Oceanは、純銀パラジウム+7NOCC+金箔という高級素材を組み合わせたトップクラスのケーブルです。抜群の解像度が特徴で、微細な音の再現性において卓越した性能を発揮します。
比較レビューからも明らかなように、同社のA11やA22と比べて「シュッとした寒色系」の音質が特徴で、スピード感のある音楽との相性が特に良好です。女性ボーカルは前方突出を控えめにしつつ、落ち着いた自然な表現で聴きやすさを追求しています。
以下のような方に特におすすめします:
- 最高峰の解像度と微細表現を求める方
- スピード感のある音楽をよく聴く方
- クリアでシャープなサウンドを好む方
「Tears of the Ocean」という名称にふさわしい、透明感のあるクリアなサウンドが特徴です。特にエレクトロニックやロックなど、速いパッセージの音楽においてその真価を発揮するでしょう。ivipQシリーズの中でも、解像度を最優先するユーザーにオススメの一本です。