| ケーブル名 | 総合 | ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ivipQ A10 6芯 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 11 | 10 | 
サウンド特徴
解像度
抜群の解像度で微細な音まで鮮明に再現。音のディテールが際立つ。
女性ボーカル
ブレス感が豊かで自然な表現。4芯版より前方定位で聴きやすい。
低音域
厚みのあるタイトな低音。サブベースのパンチ感が特徴。
音場
開放的な広がりと優れた分離感。金属音の響きが空間を彩る。
4芯版との比較
NICEHCK HIMALAYA使用時
4芯版と比較して低音域に厚みが加わり、女性ボーカルは前方に定位してやや脳内定位に感じられます。高音域の分離感が向上し、音場も広く感じられるようになります。
SIVGA Que使用時
女性ボーカルは前方定位しますが、曲によっては後方から聴こえるような感覚も。高音域は金属音の響きが強まり、より開放的な音場特性を示します。
ooopusX Op.24使用時
女性ボーカルの前方定位が強まりブレス感が強調。高音域はよりハッキリとした主張を持ち、4芯版より中高域の押し出しと分離感が向上しています。
他モデルとの比較
vs ivipQ-A11(NICEHCK HIMALAYA使用時)
A11と比較して低音域のサブベースにパンチ感が増加。女性ボーカルの距離感は同程度でクリアさは互角ですが、艶やかさではA11が優勢。高音域の分離感に優れます。
vs ZiSin-334(NICEHCK HIMALAYA使用時)
334と比較して低音域のサブベースにパンチ感が出ますが、質感では334が上回ります。女性ボーカルは前方に定位して親しみやすい表現に。
vs 付属ケーブル(NICEHCK HIMALAYA使用時)
付属のBlueLunaから変更すると、低音域の質感が向上しタイトに。女性ボーカルは前方に定位してクリアさと艶やかさが加わり、高音域の解像度が上がり細かい音まで聴き取りやすくなります。
総評
ivipQ A10 6芯版は、4芯版との差異は小さいものの、低音の厚みや女性ボーカルの前方定位など、わずかながらの進化が感じられます。
以下のような方におすすめします:
- 素晴らしい解像度と微細表現を求める方
- 4芯版の特性をさらに発展させたい方
- 開放的な音場と優れた分離感を重視する方
4芯版からのアップグレードとしても価値のある一本です。わずかな差異を追求するオーディオマニアにとって、検討する価値のある選択肢と言えるでしょう。
 
  
  
  
  
