NICEHCK Tears《PR》

イヤホン 総合 ボーカル 高音 低音 バランス 解像度 音場
NICEHCK Tears 8 8 8 8 8 8 7

提供元:KRHiFi
※12月10日発売に合わせて現在セール中です。

  • NICEHCK Tears
    22.04ドル(約3,497円)- 
    +コイン割
    ストアコード「KR0TER」(25日まで)
    +アリコード「AFGS2」or「IFP0TRLW」
レビュー環境
ケーブル
XINHS G88(バランス)
イヤーピース
DIVINUS VELVET
DAC/AMP(主)
FIIO K9 AKM

サウンド特徴

低音域

重みがあり、「音響迷路構造」による独特な響きが特徴。広がりと余韻を感じさせるサウンド。

ボーカル表現

前方定位ではないが分離が良く、クリアに聴こえる。厚みと自然さのバランスが取れている。

高音域・解像度

金属音などがハッキリ聴こえるが、低音より主張は控えめ。解像度は標準からやや高め。

基本特性

10mm1DD(内部配線6N単結晶銀)。独特な音響特性と前後方向の広がりが特徴。TypeC接続時は音圧高めのある音。

接続環境による変化

Type-C PC接続時

やや暖色系ながら音圧が高く迫力のある音に変化。外使いやモバイル使用に適した特性となる。

イヤホン比較

vs ROSESELSA Aurora Ultra

低音域はTearsが響きと広がりに優れ、Auroraはタイトで沈み込みとパンチ感が特徴。ボーカルはAuroraが前方でクリア。高音域はTearsが若干柔らかめ。

vs CCA Phoenix / KZ Axas

Phoenixと比較すると低音の響きと広がり、高音の厚みが特徴。Axasと比較すると低音の質感向上、ボーカルの厚み、高音の分離感が優れる。

ケーブル交換による変化

各ケーブルでの特性変化

Nici HiFi-20: 全体の解像度が向上。低音は質感向上しながら広がりを維持。ボーカルは前方化し艶やかに。最も相性が良い。
ivipQ A11: 低音がタイトに変化。ボーカルは前方で艶を感じやすく。高音の伸びが改善される。

いくつか試した中で、Nici HiFi-20との相性が良いと感じた。

総評

NICEHCK Tearsは、10mm1DDに6N単結晶銀内部配線を採用し、「独特な音響特性」と「良好な分離感」を特徴とするイヤホンです。

「音響迷路構造」による低音域の独特な響きが最大の特徴で、他社モデルにはないサウンド特性を持っています。音場は左右よりも前後に広がりを感じさせ、全体的に個性的ながらも聴きやすいバランスを実現しています。

以下のような方に特におすすめします:

  • 独特な低音響きと個性的なサウンドを求める方
  • 分離感の良さと前後方向の音場広がりを重視する方
  • ケーブル交換でさらに特性を引き出したい方

付属ケーブルではなくXINHS G88を使用したレビューですが、Type-Cで接続すると少し粗めながらに迫力ある音に変化し外使いにも適します。リケーブル変化も感じやすく、実用性の高い1本と言えるでしょう。

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