ヘッドホン比較表

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2024年3月29日現在の個人的ヘッドホン点数比較表です。

こちらもケーブル同様当サイトに載せていませんでしたがバックアップついでに載せました。
視聴本数がかなり少なく、環境もそれほど良くはないです。
(FiioK7+PL50 PC接続)
またヘッドホン複数持ちはしないため
PARAとVENUS以外は基本同時視聴比較はしていません。

HIFIMAN DEVAをしばらく使っていたので
基準がDEVA(BlueminiでUSB有線PC接続)になります。

現在はaune AR5000 + NiceHCK HeadCOAX を使用中です。

 

ヘッドホン名 個人総合評価 ボーカル 高音 低音 バランス 解像度 音場
HIFIMAN DEVA 10 10 10 10 10 10 10
Thieaudio Ghost 10 11 8 11 8 8 8
FIIO FT3 11 10 10 12 10 10 11
Sony MDR-MV1 10 9 9 11 11 10 10
MOONDROP PARA 12 12 12 10 11 11 11
MOONDROP VENUS 13 12 13 11 12 12 12
HIFIMAN ANANDA(v3) 12 11 12 12 13 13 12
aune AR5000 12 12 11 11 12 12 11
HIFIMAN SUNDARA 10 10 10 11 11 11 10

 

 

Thieaudio Ghost

解像度が比較的高く、女性ボーカルが前に出ていて良い。
音場が少し狭いのが気になるのでリケーブルで解消。

FIIO FT3

全体的な雰囲気がよくバランスも良い。
付属ケーブルの質が高い。
女性ボーカルは若干物足りない。
音場は価格を考えるともう少し広いと嬉しい。

Sony MDR-MV1

エコパッケージがすごい。最初は本当にヘッドホン入っているのかと疑うくらい小さい。
モニター用ヘッドホンらしくどこかの音域が特出することがない。
その分女性ボーカルは物足りない。
いろいろな音が聴こえやすく、今まで気づかなかった音も聴こえたりする。
解像度は高め、音場は開放型にしては普通だと思う。

MOONDROP PARA

低音域は弱めながら違和感はそれほどない。
女性ボーカルは良いが箱出しではやや腰高過ぎで、少し艶が足りないような気がする。
高音域は抜けが良くて刺さりもあまりない。
解像度は高め、音場も広い。音の定位にやや違和感。

NOBUNAGALabs賀老にリケーブル。
低音域・高音域がハッキリして、全体的に解像度が上がり音に落ち着きが出た。
女性ボーカル帯がやや近くなり艶が出る。音の分離もしっかりして音被りが減った。
付属ケーブルはかなり微妙。
FiioK7+PL50の環境だと、アンバランスでハイゲインでやっと鳴らしきれるかどうかのところ。
ローゲインだと音が僅かに荒くなって聴き疲れしやすい。

Moondrop LINE V(バランス)にリケーブル。
低音域の締まりが良くなる。女性ボーカルが僅かにクリアになるが、ハイ上がりで少し荒くなる。
音がしっかりと広がって、余裕を持って鳴っている気がする。
割りとアンバランスでも鳴らせていたので、ボーカルを考えると賀老の方が良い。

Moondrop Line Wにリケーブル。
音場が広がる。低音域の解像度が上がる。女性ボーカルは僅かに下がって落ち着きが出る。
価格差もあるがNobunagaLab賀老が一番良い。

MOONDROP VENUS

(NobunagaLab賀老で。FiioK7+PL50でアンバランスだと鳴らしきれていない気がする。)
PARAと比較して、一聴してこちらの方がやや暖色で柔らかい音だと感じる。
また少しだけ音が離れていてドンシャリよりはフラット寄り。
音場が広い。高音域の伸びが良い。低音域はタイト。
女性ボーカルは温かみがある。ボーカルは若干PARAの方が前に出る。サ行等に刺さりがない調整。

付属バランスケーブル(Moondrop Line V)で。
解像度が上がる。低音域がよりしっかり出る。音全体の雰囲気がよく感じる。
分離がとても良い。ホールで聴いているような感じがある。
アンバランスケーブルではかなり微妙だったが、バランスだとしっかり鳴らしきれている感じがある。

PARAはドンシャリ気味でこちらはそれよりはフラット。
女性ボーカルはPARAの方が前に出て良いが、それ以外はVENUSの方が上。
個人的には女性ボーカル帯域が広く、ブレスも感じやすいPARAの方が好き。

Moondrop Line Wにリケーブル。
線材が倍になった分音に厚みが出た気がする。低音域に少し重みが出る。
女性ボーカル帯は落ち着きが出て明確に聴こえやすくなる。高音域中心に解像度が上がる。
大きくは変わらないもののさすがにLINE Vよりこちらの方が良い。

 

Hifiman ANANDA

見た目は少し微妙。SONYのエコパッケージよりは良いが箱も簡素。
5万円overの製品なのでそこは多少カッコつけても良いかと思った。

MOONDROP VENUSと比べて。
低音域がしっかり鳴るのでハッキリ聴こえてやや迫力がある。
女性ボーカルは艶があるVENUSに比べて、前には出ないがクリアで落ち着きがあるANANDA。
高めの声はVENUSが良い。少し低めの声はANANDAが良い。
高音域はVENUSより少し優し目な気がする。
解像度は少し高く、音場は同じくらいの広さ。
どちらの方がレベルが高いというよりは好みな気がする。

VENUSと同じく付属の3.5mmアンバランスケーブルはあまり良くない。
NobunagaLab賀老にリケーブルで空間(主に前後)が広くなり解像度も上がる。音全体の雰囲気も良くなる。
NiceHCK HeadCOAX(バランス)リケーブルでより空間が広がり、音に落ち着きが出る。特に低音が綺麗。
女性ボーカルのハイすぎるかなという部分も抑えられて聴きやすくなる。

aune AR5000

見た目がかっこいい。ケーブルを刺す所がきつめなのが難点なものの
ビルドクオリティが高く(特にHifiman系と比べて)可動域も広いので扱いやすい。

箱出し付属ケーブルで。
低音域は弱めだが、弱すぎるほどではない。中高音域と被ることはない。
女性ボーカルにはしっかりとフォーカスがあり、聴き取りやすい。また腰高ではないので刺さりもない。
若干ホールで聴いているかのような響きが感じられるがそれがまた良い。
高音域はVENUSやANANDAのような平面磁界駆動のものと比べると響きが良くはない。
解像度はやや高め。音場もやや広め。音の定位が少し独特。
中低音域あたりを中心に少しあっさりめな音に感じる。

NobunagaLab賀老にリケーブルで全体の解像度が上がり、女性ボーカルから高音域が特に良くなる。
NiceHCK HeadCOAX(バランス)リケーブルでより空間が広がり、音圧が強くなって没入感が出る。
低音域から女性ボーカル、高音域までかなり良い。

Hifiman SUNDARA

付属ケーブルで。
低音域はやや弱め。女性ボーカルは中心にいるが艶がそれほどない。高音域は控えめ。
音の分離が微妙で音が重なる部分がある。音場はそれほど広くない。
NiceHCK HeadCOAX(バランス)リケーブルで全体的に一段階良くなる。
バランスにする影響もあり、特に音の分離がしっかりしてくるので良い。
今のHifimanの付属ケーブルはやっぱり微妙な気がする。

最近聴いてきたヘッドホンより一段落ちるかなという印象。
定価だけ考えるともう少しだしてaune AR5000を買う方がいいが
中古は2万円程なので価格を考えるとコスパ高い。

 

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