PROS : 音の分離が良く音場が広い。モニタライクながらに女性ボーカルが映える。
CONS : フラット寄りなのであまり迫力はない。
イヤホン | 個人総合評価 | 女性ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
LETSHUOER Cadenza4 | 11 | 11 | 10 | 10 | 10 | 11 | 11 |
製品概要
- 1DD(ベリリウムコーティング)+ 3BA(Sonion1 + Knowles2)構成のイヤホン
- 付属ケーブルの4.4mmバランス・イヤーピースSednaEarfit Crystalを使用。
音質詳細
- 低音域:解像度が高く重みがあり、他の音域と分離が良い
- 中音域:ボーカルがやや前に出ていて、スペースがあるためしっかり感じられる。女性ボーカルやコーラスは特に艶がありクリア
- 高音域:綺麗でハッキリしているが、主張が強すぎず刺さりのない音
音の傾向
- フラット~かまぼこ寄り
- ドンシャリではないため、ノリ良く聴くタイプではない
- ある程度の上流機器があったほうが良いと思うが、DAPのNewHiByR6でも良好
所感
- 価格帯が高いため、普段使っているイヤホンより高品質と感じる
- モニターライクでありながらボーカルに主張があるのが特徴
他製品との比較
- Thieaudio Hype2と比較すると、視聴時の印象はHype2の方がメリハリがあり良いかもしれない
- 家でゆったり聴くならCadenza4が適している
- 個人的には音場感の良さと女性ボーカルが映えるCadenza4が好み
結論
「LETSHUOER Cadenza4」は、音の分離と音場の広さが優れたイヤホンで、特に女性ボーカルが映える特徴を持つ。フラット寄りの音質であり迫力には欠けるが、解像度が高く、家でゆったりと音楽を楽しむのに適している。