PROS : ドンシャリなW型で、ノリの良いサウンド。筐体デザインが凝っている。
CONS : 標準ケーブルだと解像度が低めで全体的にパッとしない。
イヤホン | 個人総合評価 | 女性ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
ND Venus | 6 | 6 | 6 | 7 | 7 | 6 | 7 |
製品概要
- 1DD搭載のドンシャリイヤホン。
- 付属ケーブルとSednaEarfit ORIGINイヤピースを使用。
音質詳細
- 低音域:重みとパンチがあり、サブベースがズンズンと響く。
- 中音域:女性ボーカルはクリアで前に出る。ブレスも感じやすいが、わずかにザラつきがある。
- 高音域:ハッキリとした音で、そこそこの響きがある。
- 音場:左右に広いが奥行きはあまりない。
- 解像度:普通
- 音の傾向:W型のドンシャリで、ノリの良い音。
リケーブルによる変化
- NICEHCK MixDNAバランス:
- 解像度が上がり、バスドラムのパンチが強くなる。
- 女性ボーカルがわずかに前に出て、クリアで艶が増す。
- 高音域が横に広がり、音場の奥行きが増す。
他イヤホンとの比較
- KZ Libra Balanced版と比較:
- Libraの方が女性ボーカルが上手で、低音はタイト。
- Venusは沈み込みが強く、中低音の広がりがある。
- Libraの高音域は解像度が高いが控えめ、Venusは前に出る。
- Libraは落ち着きがあり、Venusはよりドンシャリで迫力がある。
結論
付属ケーブルだと価格相応のイヤホンだが、リケーブルすることで音質が大きく変化し、遊びがいのあるイヤホン。コイン割が大きいときは1000円以下で購入可能なので、デザインが好みなら悪くないと思う。