Kiwi Ears Étude

PROS : 独特な低音響き・クリアなボーカル・刺さらない高音
CONS : 低音の癖が強い・KVT振動への適応が必要

イヤホン 総合評価 女性ボーカル 高音 低音 バランス 解像度 音場
Kiwi Ears Étude 10 9 9 9 8 9 9

🎧 基本構成

  • ドライバー:ベリリウムDD + 3BA + KVT振動トランスデューサー
  • テスト環境:ケーブルXINHS G88 / イヤーピースDIVINUS VELVET
  • 特記:低音域にKVT技術による特殊な振動特性

🔊 音質特性

KVT技術による低音の「弾む響き」が最大の特徴。ベースやドラム音が「空気を押し出すような独特の質感」を示す。女性ボーカルはクリアな分離感を保ちつつ、過度に前出しせず自然な定位。高音域はハッキリとしつも刺激が少ないバランス

🆚 比較評価

項目 Etude SIVGA Que
低音 広がりある響き
KVT効果◎
タイトで重厚
ボーカル 自然な伸び 前出し+艶
高音 柔らかめ ややシャープ

⚡ カスタマイズ効果

  • NiciHiFi-20
    • 低音の重み↑
    • ボーカル前出し+艶
    • 音場拡張
  • HiFi-20Pro
    • 低音の深み↑↑
    • ドンシャリ傾向
  • AceComet
    • ボーカル分離度↑

📝 総評

「技術的な冒険心を感じさせる1本」です。KVT技術による低音の独特な響きは好みが分かれそうですが、個性があってとても良いと感じます。ボーカルの自然な表現力と広めの音場を活かし、ライブ音源等に向いていそうです。

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