20ドル以下で最近評判の良かった3本を比較してみました。
環境はAstell&Kern SE100です。
ざっくり評価
イヤホン | 個人総合評価 | 女性ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
Qkz × HBB | 7 | 7 | 5 | 8 | 6 | 6 | 7 |
7Hz Salnotes Zero | 7 | 7 | 7 | 6 | 6 | 8 | 6 |
TANGZU Wan’er S.G | 7 | 7 | 6 | 7 | 7 | 7 | 7 |
付属ケーブル同士で比較(イヤピはSednaEarfitVIVID使用)
女性ボーカル
3本とも価格を考えるとかなり良いです。
Qkz × HBB:やや前に出てきていてクリア。
7Hz Salnotes Zero:とてもクリアで綺麗だがたまに低音と被る。
TANGZU Wan’er S.G:息遣いまで聴こえやすいが、そこまでクリアではない。
女性ボーカル以外
それぞれ良い個性があると思います。
Qkz × HBB:低音が強めで暖色系。サブベースが強くて解像度が低め。
7Hz Salnotes Zero:低音はタイト、中低音は弱いがサブベースはしっかり。高音綺麗。
TANGZU Wan’er S.G:上記2機種の中間くらいでバランスが良い。
良い点悪い点
Qkz × HBB
良い点:低音の迫力。それでいて女性ボーカルが埋もれずにしっかり聴こえる。
悪い点:低音中心で解像度が低い。
7Hz Salnotes Zero
良い点:女性ボーカル含めた中高音が綺麗。解像度が高い。サブベースも程よい。
悪い点:中低音が弱いせいか音全体が薄く感じて厚みがない。
TANGZU Wan’er S.G
良い点:バランスよく聴こえる。女性ボーカルに少し艶がある。
悪い点:解像度がやや低い。付属ケーブルが微妙。
リケーブル
「NICEHCK BlackCat」「NICEHCK SilverLoong」使用。
3機種ともリケーブル効果があるように感じる。
特にTANGZU Wan’er S.Gは女性ボーカルがクリアになるので良い。
7Hz Salnotes Zeroは初期ケーブルが他の2つに比べてまとも。
バランス接続も試してみたがきちんとクリアさが増して分離もよくなる。
やはりTANGZU Wan’er S.Gが一番効果が大きいと思う。
まとめ
ライブサウンドや迫力のある音が欲しいなら Qkz × HBB
中高音中心に綺麗な音楽を楽しみたいなら 7Hz Salnotes Zero
リケーブルする・バランス良く楽しみたいなら TANGZU Wan’er S.G
が良いかなと。
3機種ともレベルが高くて、20ドル以下なら不満が出ないと思います。