| ケーブル名 |
総合 |
女性ボーカル |
高音 |
低音 |
バランス |
解像度 |
音場 |
ivipQ 新ケーブル
新開発ケーブル(詳細未詳) |
11 |
10.5 |
10.5 |
10.5 |
10.5 |
11 |
11.5 |
ivipQ Audio Official(@ivipQ_Audio_NEW)様より、先行して新ケーブルをご提供いただきました。今までのivipQのサウンドキャラクターとは一味違う、独自の空間表現と質感を備えた注目作です。
サウンド特徴
低音域
十分な厚みと適度な響きを伴った、やや主張のある低域を鳴らします。沈み込みの重みやパンチに特化するよりは、空間に心地よい包容力を与える質感です。
女性ボーカル
クリアで見通しが良く、やや高めの重心でしっかりと前に定位します。歌声の帯域まではスッと伸びていく感覚があり、滑らかな艶感を楽しむことができます。
高音域
ディティールや解像感の高さを維持しつつも、質感自体は非常に柔らかく落ち着いたトーンです。耳を刺すようなシャープな刺激が抑えられています。
音の傾向
音と音の間隔を綺麗に描き分ける優れた分離感により、音場が極めて広く展開されます。高域の優しい響きと心地よい余韻が、圧倒的な開放感を生み出します。
詳細比較
SIVGA Queを使用
vs NICEHCK AceComet
低音本機の方がやや主張があり、ふくよかな厚みが出てきます
ボーカルAceCometの方が重心が低めで、本機はクリアかつやや前に迫るポジショニングをとります
高音最高域の伸びは僅かにAceCometに分がありますが、本機はディティールの緻密さ(解像感)で勝ります
音場本機は分離感が高く、音同士の間隔がしっかりと空くため、空間をより広く見渡せます
vs ivipQ-A19
低音A19の方が力強い重みとパンチを持っていますが、本機は豊かな厚みと適度な響きを持たせるトーンです
ボーカル本機の方が重心が高くすっきりクリアで、魅力的な艶感が乗ります
高音ディティールが高く緻密でありながら、トーン自体は柔らかめ。優れた分離とともに広大な音場を感じさせます
vs ivipQ-A12
低音A12の方が重みのある鳴り方をしますが、本機も不足のないしっかりとした厚みを確保しています
ボーカルA12は僅かに肉厚ですが、本機は見通しが良く、よりクリアで伸びやかな歌声を聴かせます
高音A12はハッキリとシャープに伸びるキャラクターですが、本機は落ち着きを持たせたマイルドな質感です
vs NiciHiFi-40
低音40の方がやや厚みを感じさせる一方、本機は若干タイトにコントロールされた低域を鳴らします
ボーカル40は落ち着いた低重心ですが、本機はすっきりとクリアで上方向への伸びが感じられます
高音どちらもマイルドなニュアンスを含みますが、最高域の突き抜けるような伸びは40の方がやや強めです
vs Culemi-09 Violet Fury
低音09はタイトで引き締まった重さがあるのに対し、本機は適度な広がりと厚みを持たせた鳴り方です
ボーカル本機の方がクリアで重心が高く、スッと抜けの良い歌声を引き出します
高音09の方が少し高い帯域をしっかりと伸ばしますが、本機は刺激を抑えた優しく響きのある質感が特徴です
CRINEAR Referenceを使用
vs ivipQ-A12
全体A12に比べ、全体的に少し柔らかめの優しい音色へと変化します。優れた分離感や美しい音の響きによって、音場空間が非常に広く感じられるのが特徴です。
vs ivipQ-570
低音570の方が重みのある鳴り方をします
ボーカル570の方が僅かに艶感の表現が強い印象です
高音570は解像感が高く立体的な音場を描くのに対し、本機は柔らかめで自然な広がりを感じさせる質感です
vs ivipQ-Astral (参考スコア: 11 / 10.5 / 11 / 10.5 / 11 / 11 / 10.5)
低音本機はやや重みがあり、タイトに引き締まった低域を鳴らします
ボーカルやや重心が低めで、厚みと落ち着きを兼ね備えた安定感のある歌声を聴かせます
高音非常に音抜けが良く、開放的な広がりを感じられる心地よいトーンです
総評
「広大な音場と柔らかな響き。これまでのブランドイメージを覆す、極上の空間表現を持つ新境地」
ivipQの新作ケーブルは、従来の同ブランドが持つイメージとは異なる、非常に興味深く独創的な音響チューニングが施されています。最大の強みは最高スコアの「11.5」をマークした音場の広さにあり、優れた分離性能と音の間隔の描き分けにより、圧倒的な開放感と美しい余韻を楽しめます。
音の傾向として女性ボーカルの帯域までは曇りなくクリアに伸び上がりますが、そこから上の最高音域や楽器の音に対しては、シャープな刺激を徹底して排除したマイルドな質感に仕上げられています。情報量を決して落とさずに微細なディティールを描き出すコントロールが見事で、ふわりと空間へ溶けていくような唯一無二のステージングを堪能できます。
「解像度や音場のポテンシャルを限界まで引き上げたいが、高域の刺さりや硬さは綺麗に抑えたい」という方にとって、今までにない強力な選択肢となる実力派ケーブルです。
▼ おすすめの組み合わせ・目的
- イヤホンの分離能力や解像感を高めつつ、音場空間を一気に広く展開させたいとき
- 女性ボーカルをクリアに引き立てながら、高域のキツさや刺激を優しくマイルドに整えたいとき
- 硬質感を抑え、ふわりとした美しい音色と心地よい空間の「余韻」にゆったりと浸りたいとき