PROS : 解像度が高く、サブベースの重みがしっかりしている。スマホ直刺しで十分な音質。
CONS : 女性ボーカルが前に出ない。
イヤホン | 個人総合評価 | 女性ボーカル | 高音 | 低音 | バランス | 解像度 | 音場 |
SIMGOT EW300 DSP Edition | 10 | 8 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 |
暫定値。DSPケーブルと通常ケーブルで曖昧のため変更の可能性あり。
製品概要
- 1DD+1Planar+1PZTのトライブリッドドライバー搭載のイヤホン
- 付属DSPケーブル、イヤピースSednaEarfit Crystalでテスト。Pixel 7aで再生。
音質詳細
- 低音域:サブベースに特に重みがあり、弾力のある音。
- 中音域:女性ボーカルは前に出ず、クリアで刺さりのない優しい音。
- 高音域:自然な広がりがあり、聴き心地が良い。
- 音場:やや広め。
- 解像度:やや高め。
- 音の傾向:スマホでここまで聴ければ十分だがやや物足りない。
付属ケーブルとの比較
EA500LM付属3.5mmケーブル(EW300付属同等品):
- DSPに比べるとDACAMPの力で分離が良くなり、音場が広く感じる。解像度も向上。
- スマホ直刺しでもきちんと聴けるので、DSPはアリ。
他モデルとの比較
- EW200と比較:中低域が少し薄めでディティールが良く、解像度が高い。
- EA500LMと比較:高音域が少し軽めでサブベースが強い。ディティールが良い。
ノズル交換による変化
通常シルバーノズルからゴールドノズルへ
- 中低域が前に出てきて、やや暖色傾向に感じる。
- サブベースはあまり変わらない。
- 相対的に女性ボーカルや高音域側が下がる。
- 好みだが、最近のSIMGOT好きはシルバーノズル一択だと思う。
リケーブルによる変化
最も合っていたケーブル
- ivipQ-159バランス:
- 解像度を上げてディティールを崩さずに、女性ボーカルを目立たせて艶を出してくれる。
- 音場の空気感も良い。
結論
最近のSIMGOT製品にしてはサブベースがしっかりした解像度の高いイヤホン。DSPケーブルは非常に優秀で、気軽にスマホで聴くには最適。ノズル交換やリケーブルで自分好みの音にカスタマイズする楽しみもある。女性ボーカルジャンキーでなければ女性ボーカルも十分に聴きごたえあり。