DUNU x KOTO ITO《PR》

イヤホン 総合 ボーカル 高音 低音 バランス 解像度 音場
DUNU x KOTO ITO 8 8 7 10 8 9 9

提供元:HiFiGo様

レビュー環境
ケーブル
付属ケーブル(バランス)
イヤーピース
DIVINUS VELVET
DAC/AMP
FIIO K9 AKM

サウンド特徴

低音域

重みがあり中低域の広がりも豊か。前方に主張する力強い低音が最大の特徴。

ボーカル表現

やや後方定位で重心が低く、クリアで聴きやすい。主張しすぎず自然な印象。

高音域・解像度

控えめで伸びも抑えめ。低音域の一歩後ろに位置し、刺激が少ない聴きやすい音質。

基本特性

2DD+2BA構成。かなり低重心で低音中心のサウンド。音場は低域の広がりで広く感じる。

イヤホン比較(比較対象はNici-HiFi-20ケーブル使用)

vs FIIO JD10

全体的な音のディティールはJD10が優れる。低音の強さは同等だが質感はJD10が上。ボーカルと高音域はJD10が前方でクリア。

vs CCZ CZ10 / Kiwi Ears Etude

CZ10は低音がタイトでボーカルが前方、高音がハッキリ。Etudeは低音が広がりあり沈み込み型で、ボーカルと高音が前方。ITOは低音の重みと広がりが最も際立つ。

ケーブル交換による変化

各ケーブルでの特性変化

Nici HiFi-20: 低音の質感が向上。ボーカルは前方化し分離が改善。高音がハッキリしたクリアな音に。
ivipQ-A20: 低音が僅かにタイトに引き締まる。ボーカルは分離が良くなり艶を感じやすく。高音は前方化してクリアに。全体的な音の整理効果が高い。

総評

DUNU KOTO ITOは、2DD+2BAのハイブリッド構成を持ち、「豊かな低音」と「低重心のサウンド」を特徴とするイヤホンです。

他の低域重視のイヤホンと比較しても、低音の重みと広がりが際立っており、甲高い音が苦手な方や、昔のBOSEサウンドのような温かみのある音質を好む方に適しています。高音域は控えめで刺激が少なく、長時間聴いていても疲れにくい特性です。

以下のような方に特におすすめします:

  • 豊かな低音と温かいサウンドを求める方
  • 高音域の刺激が苦手で、低重心の音を好む方
  • ケーブル交換でバランス調整をしたい方

付属ケーブルを使用したレビューですが、リケーブルでボーカルの前方化や高音域のクリアさが改善され、全体的な音の整理効果が高まります。低音中心のサウンドを基本としながらも、ケーブル交換によってよりバランスの取れた音に調整可能な柔軟性も備えています。

 

 

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