PR・提供品
本製品はAliExpress様よりレビュー用にご提供いただきました。評価・感想については、実際に使用したうえで率直に記載しています。
SHANLING EC Playの特徴
比較的コンパクト
約418gで、一般的な据え置きCDプレイヤーよりも移動させやすいサイズです。
画面と物理ボタン
小型ディスプレイで再生状況を確認でき、基本操作も本体だけで完結します。
3.5mm/4.4mm対応
イヤホンだけでなく、比較的鳴らしやすいヘッドホンにも対応できる出力を備えています。
主な仕様
| サイズ | 142 × 125.1 × 26mm |
|---|---|
| 重量 | 約418g |
| ディスプレイ | 1.12インチ |
| DAC | Cirrus Logic CS43198 |
| アンプ | SGM8262-2 ×2 |
| 対応ディスク | CD/CD-R/CD-RW |
| ヘッドホン出力 | 3.5mmシングルエンド/4.4mmバランス |
| 最大出力 | 700mW@32Ω(4.4mm・ハイゲイン) |
| バッテリー | 3450mAh/最大約12時間 |
| その他の機能 | USB DAC、Bluetooth送受信、同軸デジタル出力 |
サイズ・操作性
EC Playは、CDが入る本体サイズでありながら厚さが約26mmに抑えられており、比較的コンパクトで扱いやすい製品です。
約418gあるため、DAPのようにポケットへ入れて持ち歩く製品ではありません。しかし、部屋の中で聴く場所を変えたり、バッグへ入れて持ち出したりする用途であれば、十分に扱いやすい大きさです。
本体には小型ディスプレイが搭載され、トラック番号や再生時間などを視覚的に確認できます。表示部分は大きくありませんが、CDプレイヤーとして必要な情報を把握しやすく、物理ボタンによる操作も分かりやすいです。
久しぶりにCDを聴いてみると、アルバムを選び、ディスクをセットして最初から順番に聴くという体験が新鮮に感じられました。ストリーミングよりも少し手間はかかりますが、その手間も含めて音楽に集中しやすい点がCDの良さだと思います。
試聴環境
- CDプレイヤー:SHANLING EC Play
- ヘッドホン:aune AR5000 MK2
- 比較環境:FIIO K9 AKM(PC接続)
※音質の印象は使用するイヤホン・ヘッドホンや音源によって変化します。
音質
低域から高域まで大きな過不足がなく、特定の帯域を極端に強調しないバランスの良い音です。女性ボーカルは比較的前へ出て存在感があり、背景のノイズ感も少なく感じられます。
全体のバランス
低域から高域まで大きな不足を感じにくく、全体を素直に鳴らす傾向です。低音だけが強く主張したり、高音が過度に鋭くなったりする印象はなく、さまざまなジャンルを聴きやすいバランスにまとまっています。
派手な色付けで第一印象を強くするというよりも、CDに収録された音を自然に楽しみやすいタイプです。
女性ボーカル
CS43198を搭載した機器らしい傾向なのか、女性ボーカルは比較的前へ出て、楽器の中に埋もれにくい印象です。
歌声にはしっかりとした存在感があり、女性ボーカルを中心に音楽を聴きたい場合にも相性の良い音だと感じます。声の輪郭も把握しやすく、落ち着いた曲からテンポの速い楽曲まで聴きやすい表現です。
ノイズ感
試聴時には背景のノイズ感が少なく、静かな部分でも音楽へ集中しやすく感じられました。
ボーカルや楽器の周囲が必要以上にざわつかず、比較的すっきりとした背景から音が立ち上がります。この静かさも、女性ボーカルの存在感を捉えやすい理由の一つだと思います。
ヘッドホンの駆動力
aune AR5000 MK2で試聴したところ、ローゲインでも音量と駆動力に大きな不足は感じませんでした。
AR5000 MK2程度の比較的鳴らしやすいヘッドホンであれば、無理にハイゲインへ切り替えなくても十分に楽しめます。小型のCDプレイヤーですが、イヤホン専用というほど出力が小さいわけではありません。
4.4mmバランス出力では最大700mW@32Ωに対応しているため、ポータブルCDプレイヤーとしては余裕のある出力を備えています。ただし、実際の鳴らしやすさはヘッドホンのインピーダンスや感度によって異なります。
FIIO K9 AKMとの比較
据え置きDAC/AMPのFIIO K9 AKMをPCへ接続した環境と比べると、女性ボーカルの艶、細かな音の分離、音場のスケール感ではK9 AKMが上回ります。
K9 AKMでは歌声の質感がより滑らかに描かれ、楽器同士の位置関係や空間の広さも捉えやすく感じられます。絶対的な音質を比較すると、価格や電源環境、筐体規模に余裕のある据え置き機が有利です。
一方、EC PlayはCDドライブ、DAC、アンプ、バッテリーを約418gの筐体へまとめています。音質だけで据え置き環境と競う製品ではなく、場所を選ばずCDを手軽に楽しめることに大きな価値があります。
上位モデルとの比較について
上位モデル「SHANLING EC Zero」との比較は、試聴環境が整い次第、後日追記する予定です。
総評
SHANLING EC Playは、CDを気軽に聴くという目的に適した、扱いやすいポータブルCDプレイヤーです。
約418gの比較的コンパクトな筐体に、ディスプレイ、物理ボタン、3.5mm/4.4mm出力、USB DAC、Bluetoothなどの機能がまとめられています。CDを再生して、そのままイヤホンやヘッドホンで聴けるため、別途DACやアンプを用意する必要がありません。
音質は低域から高域まで大きな過不足がなく、女性ボーカルは比較的前へ出て存在感があります。ノイズ感も少なく、aune AR5000 MK2程度の鳴らしやすいヘッドホンであれば、ローゲインでも十分に楽しめました。
FIIO K9 AKMのような据え置き環境と比べれば、ボーカルの艶、分離感、スケール感では差があります。しかし、EC Playの魅力は、据え置き機に迫ることだけではありません。
聴きたいCDを手に取り、場所を大きく選ばず、そのままイヤホンやヘッドホンで楽しめること。
しばらくCDから離れていた方や、手持ちのCDをもう一度気軽に聴きたい方にとって、音楽を聴く時間そのものを楽しませてくれる一台だと思います。
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