Kiwi Ears Cadenza II

イヤホン 総合 ボーカル 高音 低音 バランス 解像度 音場
Kiwi Ears Cadenza II 8 8 8 8 8 8 8
レビュー環境
ケーブル
XINHS G88(バランス)
イヤーピース
DIVINUS VELVET
DAC/AMP
FIIO K9 AKM

サウンド特徴

基本特性

10mmチタンコート振動板DD搭載。寒色暖色の中間くらいのバランスの良い音。解像度・音場の広さは標準的。

低音域

やや控えめで、重みはあるが広がりは少なめ。タイトで整理された低音が特徴。

女性ボーカル

適度にクリアで温かみがある。艶感はそこそこながら、聴きやすい落ち着いた表現。

高音域

比較的近めで遠近感はあまりないが分離は良い。クリアで綺麗に感じる音質。

イヤホン比較

vs ooopusX Op.24

全体的な解像度はCadenzaⅡが高い。低音域はCadenzaⅡがタイト、Op.24は広がりがある。ボーカルはCadenzaⅡがクリアで落ち着き、Op.24はやや前方でブレスが聴きやすい。高音域はCadenzaⅡがクリアで綺麗。

vs SIMGOT EW200

低音域はEW200の方がやや強めで重め。ボーカルはCadenzaⅡがクリア、EW200は分離感が良くとても聴きやすい。高音域はCadenzaⅡがややシャープでクリア、EW200は左右の分離が良く広がりを感じる。

vs KEFINE Klean SV

低音域はCadenzaⅡが自然な響き、KleanSVはよりタイトで広がらない音。ボーカルはCadenzaⅡが若干重心高く伸びがあり、KleanSVは落ち着きがある。高音域はKleanSVが少しハッキリした音で特に高い音が綺麗。CadenzaⅡはKleanSV程硬質ではなく、比較すると少し柔らかめ。

ケーブル交換による変化

各ケーブルでの特性変化

GY HiFi-266: 低音に広がりが加わり、ボーカルは前方化して刺さりが減少。高音の分離感と広がりが向上。
GY HiFi-40: 低音に沈み込みが加わり、ボーカルは前方でクリアに。高音の解像感が上がり広がりも感じる。
個人的に、比較的温かみもあるCadenzaⅡには、GY HiFi-40のようなクリアで寒色寄りになりやすいケーブルで引き締めるのが好み。

総評

Kiwi Ears Cadenza IIは、10mmチタンコート振動板DDを搭載したシングルDDイヤホンで、「バランスの良さ」と「落ち着いた聴きやすさ」を特徴とします。

以下のような方に特におすすめします:

  • バランスの取れた聴きやすいサウンドを求める方
  • 初代Cadenzaのボーカルが好みではなかった方
  • リケーブルを楽しみたい方

付属ケーブルではなくXINHS G88を使用したレビューですが、リケーブルにより音質の変化を感じやすいイヤホンだと感じました。初代とは少し方向性の違う、より温かみがありとバランスの良い完成度の高い1本と言えるでしょう。

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