Celest PhoenixCall II《PR》

イヤホン 総合 女性ボーカル 高音 低音 バランス 解像度 音場
Celest PhoenixCall II 10 10 11 9.5 10 11 10
レビュー環境
ケーブル
付属ケーブル(バランス)
イヤーピース
DIVINUS VELVET
DAC/AMP
FIIO K9 AKM
提供:Angelears様

サウンド特徴

基本特性

2DD+2BA+2FPD構成。高い分離感と的確な定位感が武器の高域寄りサウンド。解像度が高く、長時間試聴でも疲れにくい調整が光ります。

低音域

主張は比較的控えめですが、非常にタイトで解像度が高い質感。量感で攻めるのではなく、クリーンな土台を作るタイプです。

女性ボーカル

配置はやや前め。艶感は抑えめですが、極めてクリアで実在感のある綺麗な歌声を聴かせてくれます。

高音域

金属音の響きが特に美しく伸びやか。煌びやかでありながら刺さりを巧みに回避しており、見通しの良さが際立ちます。

他機種との比較

vs CRINEAR DAYBREAK
  • 低音: PhoenixCall IIは重みのあるタイトな音。DAYBREAKは広がり重視。
  • ボーカル: PhoenixCall IIはクリアで綺麗め。DAYBREAKはブレスに僅かな艶がある。
  • 高音: PhoenixCall IIの方が伸びが良く高い音が綺麗。刺さりも少ない。

結論:実力は伯仲。より高重心でクリーンな鳴りならPhoenixCall II。

vs SLIIVO SL224
  • 低音: SL224の方が空気感がありリアル。
  • ボーカル: PhoenixCall IIは上に伸びる。SL224の方が前。
  • 高音: PhoenixCall IIは金属音がクリア。SL224は響きが自然。

結論:分離感のPhoenixCall II、音場の広さと奥行きのSL224。

vs QoA Adonis

低・高域の質感や、音場・解像度のスペック面ではPhoenixCall IIが上回ります。一方で、女性ボーカル特有の艶やかさや色気を重視するならAdonisに魅力があります。

結論:性能のPhoenixCall II、艶感のAdonis。

vs Kiwi Ears ORCHESTRA Ⅱ
  • 低音: PhoenixCall IIはタイト。ORCHESTRA Ⅱはより重みがある。
  • ボーカル: ORCHESTRA Ⅱの方が前に出て艶感がある。
  • 高音: PhoenixCall IIは定位が良い。ORCHESTRA Ⅱはディティールが高い。

結論:格上感のあるORCHESTRA Ⅱに対し、音の分離ではPhoenixCall IIが光る。

リケーブル検証

NiciHiFi-16

低域に重みと広がりが加わり、女性ボーカルも前に出ます。ブレス等に艶感が増しますが、引き換えに分離感は僅かにぼやける傾向にあります。

ivipQ A12

低域の解像度が向上し、よりクリーンな響きに。女性ボーカルも一歩前に出てクリアになります。高域の響きや広がりも良くなる好相性なリケーブルです。

※付属ケーブルのポテンシャルが高いため、無理にリケーブルを行わなくても十分な伸びと分離感を楽しめます。

総評

👍 良い点

  • 圧倒的な分離感と的確な定位の良さ
  • 高い解像度を持ちつつ、刺さりを抑えた聴き疲れしにくい高域
  • 金属音の美しさや、クリアで伸びやかな女性ボーカル

👎 気になる点

  • 低域の広がりや空気感よりもタイトさを優先したバランス
  • ボーカルの「色気」よりも「透明感」に寄った音作り

💡 総括:どんな人におすすめ?

高域の解像感と、個々の音が混ざり合わない「分離・定位の良さ」を最優先したい方に最適な一台です。 多ドライバー構成の情報量の多さがありながら、決して耳を刺すような刺激はなく、クリアで見通しの良いサウンドを長時間楽しめます。 そのままのバランスで高いクオリティを求める方にも自信を持っておすすめできる、完成度の高いハイブリッド機だと感じました。

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